北方ジャーナル 定期購読・最新号

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本・雑誌 北方ジャーナル
本・雑誌内容 「北方ジャーナル」は昭和47年(1972年)に札幌で誕生した月刊雑誌です。いわゆる地元政経誌のジャンルに分類される媒体ですが、生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studioが発行元になっています。政治・宗教・医療情報に強い総合誌で、「北海道独立論」などユニークな長期連載も。日々の道内ニュース、掲載記事の続報・予告は「北方ジャーナルブログ」でも公開!
本・雑誌内容詳細 【報道】保育事業の中和興産に浮上した不正受給疑惑を追う

“夜の街”に溶けた公金

国と札幌市が7千万円返還命令
園児と保育士の数を虚偽申請か

一部の道内放送局が事業者の名称を伏せて4月上旬から報じている保育園疑惑の全貌が明らかになってきた。企業主導型保育園への助成金や認可保育園への補助金が過払いだったとして、札幌市内で保育園事業を展開している中和興産株式会社(本社札幌)が国と市合わせて約7千万円の返還を命じられ、元職員らが「園児や保育士の数が大幅に水増しされていた」と告発の動きを強めている。公金の多くが“夜の街”に消えた疑いもあり、事件は巨額不正受給疑惑の様相を呈しつつある。大切な子どもを預ける現場でいったい何が起きていたのか──。 (本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】先端半導体工場「ラピダス」の操業を危惧する藤原寿和さんに訊く

バラ色だけではない未来

半導体に潜む環境汚染
職業病などの負の側面

次世代半導体の国産化をめざし千歳市内で工場建設が進む「ラピダス」をめぐり、バラ色の未来ばかり語られるが、それは真実だろうか。40年あまり東京都職員として環境行政に携わり、全国の廃棄物問題の市民運動にも奔走してきた藤原寿和さんは今、新たな先端半導体工場の建設に疑問を募らせる。排水による環境汚染をはじめ労災・職業病や爆発・火災事故などの発生、環境アセスメントの不備など半導体製造の“負の側面”について、来札した藤原さんに訊いた。(ルポライター・滝川 康治)

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【報道】告発・絶望の学府㉜

道 自殺に「お詫び」せず

江差パワハラ死、謝罪1年
遺族代理人「騙された思い」

北海道立高等看護学院のパワーハラスメント問題で、当時の教員らに追い込まれて命を絶った学生の遺族が激しい後悔の念に苛まれることになりそうだ。ハラスメントと自殺との“相当因果関係”を認めた第三者調査に反し、学院設置者の道が同調査報告の重要な結論を事実上黙殺、昨年5月の遺族への謝罪は自殺の責任を詫びたものではなかったとの認識を明文化したのだ。当事者ならずとも徒労感を覚える、不可解な対応。この1年は、何だったのか――。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈70〉

監察トップ 泥酔

若手は大麻で免職・辞職
未発表疑いの副業事案も

職員の不祥事に対応する監察官室のトップが自ら失態を晒したかと思えば、拝命まもない若手職員間での薬物のやり取りが発覚する。新年度の幕開けは、地元警察にとって穏やかならぬ春となった。定期的な公文書開示でも、これまでに漏れず未発表が疑われる懲戒処分が確認でき、その総数も前年比2倍以上の増加を示すなど、負の話題には事欠かない。本年最初の速報を兼ね、現時点で伝わった事案の報告を――。(小笠原 淳)

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【シリーズ・住宅不動産情報】⑲──北の大地に特化した「北海道リート」が運用開始

資産流動化で地場企業に活力
地域の価値を高めるリートに

北海道に特化した私募不動産投資信託の「北海道リート投資法人」(本社札幌)が今年2月から運用を開始した。同法人が資産運用を委託している北海道アセットマネジメント(同)を通じて札幌市内の商業施設や賃貸マンションなどを取得。北海道リート投資法人がそれらの不動産を証券化して道内外の機関投資家に販売し、配当利回り4%以上を目指す。国内初の協同型リートの可能性とは──。  (佐久間康介)

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【報道】仁木町の住民が起こした監査請求の行方

今なお問われる不適切発言で
撤退した業者の「町との癒着」

果物で有名な仁木町(後志管内・佐藤聖一郎町長)の「再生可能エネルギービジョン策定業務」を宮城県多賀城市の備蓄食品製造会社「ワンテーブル」に委託したのは違法で官製談合の疑いがあるとして、同町で農業を営む宮下周平氏(73)が行なった住民監査請求が4月2日付けで受理された。宮下氏は町が支払った委託費の返還をはじめ町長と副町長に損害賠償を求めている。ワンテーブルの前社長、島田昌幸氏は総務省の「地域力創造アドバイザー」として仁木町に招聘されていたが、「行政をぶんどる」などの発言で失脚した人物。監査結果は5月13日までに公表される予定だ。 (武智敦子)

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【ニュース】

■北海道新聞が6月から料金改定
 月ぎめ500円増で4300円
 ──夕刊休止から半年余でセット料金並みに

■野次排除討論、ブックレットに
 青木理さんらの語りを全篇採録
 ──表現の自由めぐる議論、札幌の寿郎社が緊急出版

■寿都・徳美会の補助金不正申請に
 道担当者が「はなはだ遺憾」と答弁
 ──特養「寿海荘」をめぐる住民監査請求で町民が陳述

■ボールパーク直結のJR新駅建設と
 「日ハム優遇策」を市民団体が疑問視
 ──問われる北広島市の「ボールパークありき」

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【経済】北洋銀行の新トップに就任した津山 博恒 頭取に訊く

行員と「日々挑戦」を積み重ね
北海道の成長を全力で後押し

「故郷の役に立ちたい」が原動力

北洋銀行(本店札幌市)の新頭取に4月1日付で元常務の津山博恒氏が就任した。かつて「北海道のために役立ちたい」という思いから拓銀マンとなった津山氏は6年後に同行の破綻を経験したが、初志を忘れず北洋銀行入りを決めた経歴の持ち主。看板の「食と観光」に加え、半導体や洋上風力などグリーントランスフォーメーション(GX)で北海道は今、大きな転機を迎えている。ポテンシャルの宝庫と言われ続けてきた北の大地が実力を発揮する段階に入ってきた中で、その役割が問われているのが道内のリーディングバンク、北洋銀行だ。就任まもない津山新頭取に抱負とこれからの舵取りを訊いた。           (4月16日取材 工藤年泰・佐久間康介)

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【教育】コープさっぽろの広域社会貢献

給食のないまちの悲願を
叶えた「スクールランチ」

様々な“食”の困り事に応える

2023年10月に組合員200万人を達成した生活協同組合コープさっぽろ(本部札幌、大見英明理事長)。この人数は国勢調査(2020年10月時点)に基づく北海道の総世帯数、およそ247万世帯で1世帯につき1名が組合員と想定して計算すると、約8割の世帯が加入していることになるという。これほどの事業規模に至ったのは、大多数の道民からの信頼、信用によるところも大きいだろう。その源のひとつと言えるのが、北海道という地域への広域社会貢献。いくつもの活動事例の中で、ここでは給食が無かったまちにその提供を実現させたスクールランチ事業に焦点をあてる。                        (髙橋貴充)

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【企業】もみじ台・青葉の課題を解決し活性化へ

ホクノーの地域貢献を後押しする
〝新・さっぽろモデル〟事業が始動

2017年からの「ホクノー健康ステーション」事業をはじめ、地元・札幌市厚別区もみじ台の高い高齢化率や少子化などの社会課題に真正面から向き合い、その解決に向けた取り組みをいくつも展開している食品スーパー・ホクノー(野地秀一社長)。その同社にとっても、大きな力となりそうな取り組みが動き出している。それは同じ厚別区のもみじ台と青葉地区に暮らす高齢者の生活支援、健康増進、コミュニティ活性化に資するサービスを提供していくという〝新・さっぽろモデル〟。この取り組みは今後どのように地域課題の解決を推し進めていくのだろう。 (髙橋貴充)

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【地域】後志管内の赤井川村で観光協会が解散へ

道の駅が人気の村に大きな痛手
問われる今後の地元観光再構築

農業と観光を主要産業とする後志管内赤井川村(馬場 希村長)で地元の観光協会が解散を決め、村役場と観光協会の事務局を担っていた赤井川村商工会が業務の引き継ぎを進めている。四方を山に囲まれた赤井川村は「日本で最も美しい村連合」に加盟する風光明媚な土地。2015年に道の駅ができてからは観光客も急増しており解散は痛手だ。村役場の観光課は「本業を持ちながら観光協会の業務に取り組むのは難しかったと聞いている。村が関わってきた業務については引き継いでいきたい」と話している。(武智敦子)

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【出版】札幌在住・草莽の僧侶、小西丞西さんが刊行する小冊子

『おゝ他力よ‼ 他力!』シリーズが完結
辿り着いた「老年よ大志を抱け」の境地

札幌で不動産業界紙「住宅産業新聞」を創刊し、50代半ばに僧籍を得てビジネスと仏道という2つの道を歩んできた小西丞西(俗名・征夫)さん。その小西さんは同紙が創刊半世紀、自身が80歳の節目を迎えた3年前にビジネスを引退。仏道に専念する中で浄土真宗の“み教え”である「他力本願」について広く知ってもらいたいと、小冊子『おゝ他力よ‼ 他力!』(B6判、非売品)シリーズの刊行を続けてきたが、さる3月に発行した9冊目で一旦区切りをつけた。本誌で紹介していない8・9冊目の内容や小西さんの思いを読者に届けたい。

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【連載】〝農と食〟北の大地から

アニマルウェルフェアの啓発に取り組む
岡田千尋さんに訊く今後の方向(後編)

いま家畜福祉に向き合うことが
生き残りの鍵となる時代が到来

「この5年ほどのアニマルウェルフェア(AW)の進み方は速く、認知度が上がり、改善の傾向が見えてきた。市民の変化も肌で感じます」と、認定NPO法人アニマルライツセンター(ARC)代表理事の岡田千尋さんが語る。同会では、「2040年には国内の畜産物の消費を半減させ、残りをAW畜産からのものにする」「30年にメジャーな企業がすべて“ケージフリー”への移行にコミットする」といった具体的な目標を掲げ、実現に向けて食品企業との話し合いや、飲食店などに対する「採卵鶏のケージフリー宣言」の働きかけなどを続けている。インタビューの後編では、それらの取り組みの現況や法整備の必要性、北海道の人たちに向けたメッセージなどに耳を傾けた。(2月2日、千葉県内で収録 ルポライター 滝川 康治)

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【連載】ルポ「ひきこもり」105──当事者の兄弟姉妹に寄り添う

本当の気持ちを知らずにいた
弟にあらためて向き合う覚悟

ひきこもり当事者の兄弟姉妹には親とは違った辛さや苦しみがある──。公認心理士として働く石島ひなたさん(仮名、42)には長く在宅状態の弟がおり、世間の偏見や誤解と戦ってきた母(70代)は、ひきこもる子どもの気持ちを理解し向き合ってきた。だが、娘にとってそんな親の姿は「過保護」に見えることもあり、親の死後、残される弟の将来が心配でならないという。「何らかの障がいの可能性もあるので診断を受けてほしい」とした上で、「弟の今後については、本人と両親を交えて話し合っていきたい」と話す、ひなたさんを取材した。(武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【102】

特攻隊の中継基地跡に建った
筑前町立「大刀洗平和記念館」

特攻と戦闘機のリアルが眼前に

福岡県中南部の内陸部にある人口約3万人の筑前町(ちくぜんまち)に戦時中の航空機の実機や計器類の部品などが豊富に展示してある大刀洗平和記念館がある。太平洋戦争末期には特攻隊員を養成する「中継基地」の役割を担った旧陸軍の大刀洗飛行場跡に町立施設として建設されたものだ。館内には博多湾から引き揚げられた貴重な戦闘機などが展示され、亡くなった特攻隊員らの名簿もある。1944年10月に始まった捨て身の航空特攻作戦から80年目の春、同館を訪れた。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【フォトレポート・トピックス】
●開拓使時代の製法受継ぐビールを味わえるBREWERY1876オープン
●根室半島遊覧バス「のさっぷ号」今年は5月1日から運行スタート
●滝上町が誇る日本一の「芝ざくら」の季節到来
●札幌心臓血管クリニックが豊平でもサテライト開業へ
●期待のレストラン棟が新たに誕生 「C&A北広島」がグランドオープン
●スキージャンプの葛西紀明選手 ギネス世界記録5つから7つに
●アサヒビールがGW初日から「お花見ビアフェスト」を開催

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*北海道妄想紀行
*連載小説 仮面の恋
*よいどれブンガク夜話
*ソレでもナマがすき?
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の夜を駈ける車イス
*人物株価
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『ムーンライト セレナーデ』
プロダクトNo 1214962
出版社 リ スタジオ
発売日 毎月15日
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